子どもの『生きる力』とは?知力・気力・体力をバランスよく身につけることが大切

子どもの『生きる力』とは?知力・気力・体力をバランスよく身につけることが大切

『生きる力』とは、知力・気力・体力を総合的に生きるために活用することができる力のことを言います。子どもに付けさせたい力ではありますが、どのようにして育てることができるのかが難しいと言えるでしょう。

ここでは子どもの『生きる力』を育むために、知力・気力・体力という3つの観点からポイントを説明していますので、この3つの観点を意識しながら子育てを実践してみてくださいね。

知力を養うためのポイント

知力は将来の学力に繋がってきますので小さい頃から知識を詰め込もうとしますが、子どもが嫌々やっているのであれば勉強嫌いに繋がりやすくなります。知力を養う際には、子どもに対してうまい具合に興味を持たせるようにやっていく必要が出てくるでしょう。

子どもに必要に応じて問いかけてみる

子どもが何かを聞いてきたときに、親御さんが適切に応答することが求められます。親御さんが何か答えを知っているのであれば、答えを教えてあげてもいいでしょう。答えを教えてあげる時でも、いろいろと問いかけを重ねながら行っていくと思考力を養うことが可能です。

親御さんが答えを知らなかった時でも、「分からない」と言って子どもを突き放すことは止めましょう。それでは好奇心が養われませんので、子どもと親御さんが一緒になって調べることで、子どもは調べて解決しようという気になります。

物事を知る楽しさを理解させる

家の中だけでは経験できることが限られてしまいますので、いろいろなところに連れて行って子どもの好奇心を高めるように仕向けるといいでしょう。子どもは好奇心の塊ですので、いろいろなところに行くことで物事を知る楽しさを経験することができます。

家の中で行えることとしてはいろいろな絵本などを読み聞かせをしたり、ちょっとした知識を獲得するための勉強をしたり、クラシック音楽を流したりすることなどが考えられます。どういうことを行ったとしても、物事を知る楽しさを理解することができればいいでしょう。物事を知りたいという欲求が将来の勉強へのモチベーションに繋がります。

気力を養うためのポイント

気力というのは精神力と例えられるところで、何かを成し遂げようとする内なる力のことを言います。気力を養えているのかどうかはなかなかわからないところではありますが、親御さんがきちんと注意をすれば日頃からの取り組みによって鍛えることができる力です。

子ども自身で何でもやらせてみる

子どもが好奇心を持ってやってみたいと思うものについては、安全に配慮した上でやらせてあげるのがいいでしょう。何でもかんでも親がやってあげるのは、子どもの自主性が育みませんし、何かあった時に自分で創意工夫してやることができなくなります。

子どもに対して何でもやらせてみることは親御さんにとって不安に感じるかもしれませんが、子ども自身が何かをつかむことがありますので、ぜひとも見守ってあげてください。自主的に何でもやらせてみることで、子どもが成長するきっかけになります。

いろいろな人と出会う経験をする

社会生活を送る上でずっと家に引きこもっているわけにはいきませんので、いろいろな人と出会う経験をするということが何よりも肝心になります。学校に行く際には集団生活を送ることになりますので、その前にいろいろな人と出会う経験をしておくと、学校に行った時にも抵抗なく過ごすことが可能です。

集団生活を送る、という経験は家庭では行うことができませんので、その前にいろいろな人がいるということを理解させた方がいいでしょう。多くの人がいる中ではルールを守って生活をしなければいけないということを理解する上でも有効です。協調性や社会性を身につけるのに有効な手段になります。

体力を養うためのポイント

体力というのは運動能力の一つになりますので、日頃から運動経験の有無が体力の有無に関わってきます。日頃から運動経験がある人のほうが体力のある人が多いので、親御さんが積極的に子どもに対して運動をさせているのかどうかがポイントになってくるでしょう。

いろいろな運動を経験する

体力をつけるためには、小さい頃からいろいろな運動を行うように仕向けるといいでしょう。いろいろな運動をすることで運動におけるさまざまな動作を行うことになりますので、遊びの中で身につけられるといいでしょう。

小さい頃の運動経験の有無により、運動能力がほぼ決まってくると言われていますので、積極的に体を動かす機会を作ってあげるべきです。運動をする機会が作れないならば、スポーツクラブに入会させるのも一つの手になります。

バランスの良い食事を行う

子どもの体力をつけるために運動も大切ですが、食事もとても大切になります。スポーツ選手でも食事を非常に重要視しているくらいなので、子どもに対して体力をつけさせようとするならば食事に配慮することは重要です。

食事はたんぱく質・脂質・炭水化物・ミネラル・ビタミンの、5大栄養素のバランスを取って摂取するようにします。子どもはまだまだ未成熟ですので、体を作るという意味で5大栄養素を取る必要があります。それだけでなく、食べ物から活動するためのエネルギーを得ていますので、活発に運動をするためには食事が必要不可欠です。

まとめ

今回は知力・気力・体力という3点に絞って『生きる力』を養うためのポイントについて解説していきました。子どもが生きる力を育むために、親御さんが気を付けた方がいい点についても同時に解説しています。子どもの学びたいという意欲を親御さんが削がないように注意をしたほうがいいでしょう。子どもの可能性は無限にありますので、親御さんがそれを潰さないようにしてください。

「Learn and Grow Sports Club」では、子どもの『生きる力』を養うためにいろいろな運動を行っていますので、子どもの『生きる力』を養いたいと思っているのであればぜひともお問い合わせください。