子どもが体操を始めるなら幼児期からが一番ふさわしい！

小さい時から運動系の習い事をさせたいと思っている親御さんがいらっしゃるでしょう。運動系の習い事で近年人気があるのが体操教室です。全身を使って運動をすることから、運動の基礎を学べるということで人気を博しています。

今回は、近年人気の体操教室を子どもに習わせる概要や利点、注意点について解説しています。体操教室を選ぶ際に参考にしてみてください。

体操教室で行う種目

体操教室は体操競技や新体操競技、トランポリン競技を専門的に行うというよりは、子どもに楽しく運動をさせる目的で行っていることが多いでしょう。器具を使わないのであれば、柔軟性を養うためのストレッチやリズムに合わせるダンスなどを行ったりします。

器具を用いるのであれば、マット運動・跳び箱・縄跳び・鉄棒・平均台・トランポリンなどを行います。体操は小学校の体育で行われますので、早めに得意になっておくとより自信を持つことが可能です。体操教室では、これらの種目を行いながら子どもの運動神経や運動能力を養っていくことを目的としています。

実際にどういう種目を行っているのかは教室によって異なりますので、子どもが実際に体操教室に対して興味を持てるのかどうかを確認するためにも、一度体験教室に行くのが望ましいでしょう。

基礎的な運動神経や運動能力を養える

体操で行う種目はたくさんあり、これらの種目を組み合わせて行うことで運動神経や運動能力を鍛えることができます。体操教室で行う種目はあらゆるスポーツを専門的に行うための基礎が詰まっていますので、これらを楽しみながら行うことで運動神経や運動能力を高めることが可能です。

とくに幼少期は運動神経を養うのにいい時期ですので、体操を利用して運動神経を養うことで運動をすることに抵抗が無くなります。運動能力は年を重ねても養うことができますが、運動神経は幼少期が絶好のタイミングで、10歳を過ぎると養うのが難しいでしょう。運動神経を身につけることで、身体のバランス感覚を養って怪我がしにくい体になります。

達成感を味わえる

体操を行う時は技の良し悪しが自分でも目に見えて分かりますので、技ができた場合にはうれしいと思うでしょうし、技ができない時は悔しさを感じることでしょう。技ができなかったとしてもきちんと練習をすることで次第にできるようになってきますので、できない技ができるようになった場合には自分でもやればできるという達成感を味わうことが可能です。

やればできるという達成感を幼少期に体験することができることで、自分に対して自信を持つことができます。あきらめない心やチャレンジ精神を養うことにも繋がっていきます。

協調性を身につけることができる

体操教室は大抵の場合集団でレッスンが行われます。集団でレッスンを行う時には先生の話を聞いたうえで実際のレッスンが行われますので、自分勝手なことをすることができません。きちんと自分の順番が来るまで待って、レッスンをしないといけません。レッスンの決まりを守りながら行っていきますので、ルールを順守するということを学ぶことが可能です。

体操の種目によっては、レッスンを受けている人と協力し合って行うことが求められます。その時には他人と協力しながら行わないといけません。自分のことだけでなく他人のことを思いやったうえで行いますから、それによって協調性を身につけることができるでしょう。

何歳から始めたらいいのか？

幼児体操教室と銘打っているところであれば、1歳から2歳ぐらいから始めることができます。ただ多くの教室では3歳から4歳ぐらいから受け入れているので、大体そのくらいの年齢から始めることが多いでしょう。

3歳から4歳ぐらいから始めることが多い理由としては、その頃から他人の話を聞くことができるようになるからです。体操教室は種目によっては怪我を招きやすいので、先生の話を聞いてレッスンを受けることが求められます。安全に配慮して行わないといけませんから、受け入れる年齢の下限は必然的に3歳から4歳ぐらいになります。

怪我した時の対処法を聞いておく

体操教室に通う前に確認をしておかなければいけないことは、子どもが怪我した時の対処法です。とくに難しい技を行う時は怪我をする可能性が高くなりますので、教室側における安全対策や怪我をした時の対処などを、事前に確認しておいたほうがいいでしょう。事前に確認した結果、安心して子どもを通わせることができないと判断したのであれば、その体操教室は止めておいたほうがいいでしょう。

体操教室の中にはスポーツ保険に加入しているところもありますから、保険の有無などについて確認をするのもいいことです。月謝の中に保険料が含まれていたりしますので、それで確認をすることができます。

まとめ