小さな子どもの場合はスポーツを多種目やらせるようにしよう!

小さな子どもの場合はスポーツを多種目やらせるようにしよう!

子どものスポーツに対する考え方として、ひとつの種目に特化させるか多種目を行わせるか、迷うことがあるかもしれません。今回の記事では、多種目を行わせるメリットと同時に、ひとつの種目に絞ることのデメリットについてご紹介します。今回の記事を読んで、ぜひとも子どもに多種目を行わせるメリットを学んでみましょう。

幼少期から1つの種目に絞ることを求められる

スポーツを行うのであれば、幼少期からひとつの種目に特化してやらせることを求められることもあります。最初から専門特化してやらせた方がトップレベルに行く可能性が高くなることから、ひとつの種目に特化しようというのです。また日本人のスポーツに対する意識として、ひとつの種目に特化することをよいとする風潮があります。

特定の部位を酷使しがちになる

ひとつの種目に特化することは、場合によって特定の動きしかしなくなることになるため、特定の部位を酷使しがちになります。まだ小さいころは体が完全にできあがっていませんので、特定の動きに対して酷使をしてしまい怪我をしてしまうケースがあるのです。

怪我をしないようにきちんと指導を行えばよいものの、そうでなければ子どものうちから怪我を抱えたまま、日常生活を送ることにもなりかねません。日常生活に支障が出るような怪我であれば、やはり問題です。

挫折した時に立ち直りにくくなる

ひとつの種目に最初から特化することは、最初のうちはトップになる可能性が高くなります。周りの人たちに比べて成熟していますので、先行の利を得やすいことはあります。

しかし最初のころにリードしていたとしても、それは最初だけに過ぎません。最初はリードをしていたけれども、怪我をしたりライバルの追撃を受けたりすることで、挫折したりします。そういったときひとつの種目にだけ特化している場合、挫折をした際に立ち直りにくいという問題点があります。挫折を糧にできればよいものの、そうでなければ挫折して止めるなどの結果になることがあるでしょう。

多種目を推奨する傾向がある

最近の流れとして、子どものうちは多種目をしたほうがよいという風潮が次第に大きくなっています。スポーツに関わる専門家たちが多種目を推奨しているため、多種目を行うことを売りにしているスポーツクラブが出てきているのです。

運動神経や運動能力をバランスよく鍛えることができる

ひとつのスポーツだけでなく複数のスポーツを行うことにより、運動神経や運動能力を鍛えることにもつながります。複数のスポーツであれば主に使う部位や動きが異なるため、ひとつのスポーツに特化するよりもバランスよく鍛えられるのです。

あえて専門と異なるスポーツをトレーニングに取り入れて、普段行っているトレーニングを補完することで、運動神経や運動能力を高められます。違った動きを取り入れることで、普段行っているスポーツにとっても相乗効果を図れるのです。

いろいろなスポーツを試したほうが自分に合ったものを探せる

特定のスポーツしか選択肢がないというのではなく、さまざまな種目を経験できた方がよいといえます。ある特定のスポーツしか経験できないというのではなく、水泳やサッカー・野球・バスケットボール・柔道などのように、違った個性があるスポーツを経験できた方が、自分にあったものが選択しやすくなるのです。

特定のスポーツしか選択肢がなければ、嫌々そのスポーツをやらなければならなくなります。しかし複数の選択肢があれば、あるスポーツではまったくあわなかったとしても、別のスポーツではたいへんマッチしていることが十分に起こりえます。

長期間にわたって同じことをやり続けることによる飽きが来ることがありますが、多種目でスポーツを行っていると気分転換を図れるうえに、飽きが来ることが少ないといえることでしょう。飽きることなくスポーツを楽しめることこそが、非常によいことであるのです。

1つの種目に専門特化するのは大きくなってからでいい

多種目のスポーツを楽しむことが小さいころにはよいかもしれませんが、最終的にはひとつの種目に絞ることが求められることが多いことでしょう。どのタイミングでひとつに絞るのかは非常に難しい問題ではありますが、小さいころから絞る必要はありません。絞るタイミングは中学校以降であっても構わないため、自分がこのスポーツに集中的に取り組んでみたいというタイミングで構いません。

場合によっては、ひとつの種目に絞らなくてもよいケースもあります。オンシーズンとオフシーズンが明確であれば、オンシーズンはメイン種目を行い、オフシーズンはサブ種目を行えます。たとえばスピードスケートの選手の場合は冬に行うスポーツで夏は行えませんので、夏は自転車競技を行うという人もいるくらいであるのです。

スポーツの取り組み方は十人十色になりますので、大人になったとしてもオンシーズンとオフシーズンがはっきりしているのであれば、種目をひとつに絞る必要性はないことでしょう。最終的に種目を絞るのかどうかは、自分たちのスポーツにおける考え方によるところが大きいといえます。

まとめ

小さな子どものうちからひとつのスポーツに特化することは、子どもの成長のためにもあまりよいことではありません。小さな子どものうちからスポーツをやらせたいならば、多種目を行うようにしたほうが、総合的な運動神経や運動能力を鍛えることにつながります。最終的にひとつのスポーツに特化するのは、大きくなってからで大丈夫です。

小さな子どものうちからあらゆるスポーツをやらせたいのであれば、「Learn and Grow Sports Club」までお問い合わせください。楽しくスポーツをやらせたいと思っている親御さんにとって、「Learn and Grow Sports Club」はふさわしいスポーツクラブになることでしょう。

皆様からのお問い合わせを、心よりお待ちしております。